第4回目は企業会計・特別会計の事業について見ていきます。

(企業・特別会計に該当する事業はこちらを御覧ください)

注:11月12日、各事業の決算額を追加しました。

 

地域の人たちが悩むことなく楽しく続けられるように:地域支援事業(介護予防・生活支援サービス事業)

介護や支援が必要になりそうな方々を早期に発見して対処することにより、いつまでも健康に過ごしていただくことを目的に行われています。

内容としては、対象となる方の家にお伺いして生活支援を行う”訪問型”と、利用者の方々が一箇所に集まって支援サービスを受けたり健康体操を行なったりする”通所型”にわかれます。そのうち通所型サービスBと呼ばれるものは、住民主体で健康体操などを実施するサービスですが、実施する内容の更新や利用者に併せた改善などの方法はまだ定まっておらず、主体となる住民の負担が大きくなる可能性があります。

専門知識をお持ちで、非常に意欲的な方が音頭をとって活動していただければ心配は無いのですが、すべての地域にそのような方がいるとは限りません。今後は、実施プログラムの検討会を開いたり、各団体感で情報共有をするほか、ちゃんと成果が見える評価指標を導入するなど、個々人の能力に依存しない運営方法を構築していく必要があります。

決算額 88,835,000円

魚市場を海のテーマパークに:魚市場運営事業

10月末にフルオープンした塩竈市魚市場

従来の水揚げ・競り場としての機能の他に、魚食普及スタジオや食堂、展望台、見学通路など、今までの魚市場の役割に因われない新しい取り組みができそうな機能が整っている立派な施設になりました。

一方、その維持管理費は従来の施設よりも多額となり、現状では魚市場の使用料だけではまかない切れない可能性があり、新しく出来た機能をフル活用して収益を上げていく必要があります。

今後は、水産物関連に関わらず積極的にイベントに利用したり、仲卸市場など周辺施設と併せてツアーに組み込んだりと、観光や教育と連携した取り組みが必要になってきます。

決算額 270,606,000円

浦戸好きな人たちをどんどん巻き込んで盛り上げよう!:浦戸航路事業

浦戸諸島の方々の生活道路や観光の移動手段として利用されている塩竈市営汽船

現在年間16万人ほどの乗船者数があり、その6割は観光客や工事関係者など浦戸諸島在住以外の方々だと考えられています。

現在は防潮堤関連工事の関係者が多く利用するため一定程度の乗船者数を維持できていますが、これから数年で復興関連事業は終了する予定であり、終了後は、乗船者数減→収入減→便数減→利便性低下→乗船数減・・・という負のスパイラルに陥る可能性があります。

一方、6月定例会で可決された浦戸の子どもたちに対する乗船料補助をはじめ、全国の子どもたちの土日祝日の乗船料が無料になるうらと子どもパスポートやイベント等に併せた臨時便ガイド付きクルージングの運航など、利用者数増加に向けた取り組みを行っています。しかしながら、如何せん認知度があまり高くなく、最近はSNSなどの活用にも取り組んでいるのですが、まだまだ集客力の向上に寄与する段階には至っていません。

浦戸には多くのファンがおり、独自に島おこしの事業を立ち上げられている方々も沢山おられます。そのような方々の事業と連携したり、浦戸好きの方々に向けて積極的に情報を発信&拡散をお願いするだけで、喜んで協力してくれ、手前味噌でPR事業を実施するよりも大きな効果をあげられるのではないでしょうか。

決算額 178,245,000円

・・・。

浦戸の話を書いているうちに、一般会計で取り上げさせていただきた事業のうち、書き忘れていたものを一つ思い出しました。

受け手の利便性や塩竈に来るまでのプロセスを考えて:観光交流推進事業

大変貴重な歴史的建造物である勝画楼が、志波彦神社・鹽竈神社から塩竈市へ正式に無償譲渡されたニュースは記憶に新しいと思います。

塩竈は多くの歴史的な建造物や文化が残る一方、それをPRするのが非常にヘタだと言われ続けてきました。

今後地域資源を活かした観光産業を盛り上げるため、JR東日本と組んでツアーを実施したり、観光キャンペーンを行ったり、地域間交流を実施するなど広報活動を展開しています。今回の定例会では、その活動の一つとして、プロモーションビデオ(塩竈市観光CM夏篇秋篇)が制作されました。再生回数はそれぞれ約3万件・9千件と、すこし寂しい状況です。

予算が少ない以上、観光客に向けて大きな広告が打てないのは仕方ないと思いますが、ここは一つ視点を変えて、プロモーション事業を行っている他市町村や民間企業にアプローチしてみてはいかがでしょうか。つまり、他のプロモーション事業に相乗りするのです。

塩竈の観光のネックの一つとして宿泊施設の少なさがあります。民泊やシェアハウスの動きも出てきてはいますが、不足分を補うまでには成長しておらず、周辺地域と協力してツアーを企画しているのが現状です。それならば、プロモーション事業も一緒に行なってしまってはいかがでしょうか。

決算額 3,668,000円

 

少なめではありますが、企業・特別会計事業はここまで!

 

次回は、一般質問です。

私は今回一般質問する機会は無かったので、質問された議員さんたちの内容から、興味を持ったものをピックアップします。

 

それでは!

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