Monthly Archive 6月 2017

一般質問終了!

こんばんは。

土見です。

自分としては、今回のハイライトであった一般質問が終わりました。

良い回答を引き出せたと思えるところもあった反面、まだまだ質問下手だと感じるところも多々あり、もっと質問力を上げねばと痛感させられる一般質問でした。

東日本大震災から6年以上が経ち、復旧関連事業も終盤に差し掛かってきました。復興公営住宅や新魚市場、防潮堤など建物の整備は進む一方で、公営住宅に移り住んだ方々の生活のサポートや、新しい魚市場を最大限活用するための漁船の誘致、水揚げされた水産物の加工能力の向上、防災意識向上のための取り組みや災害弱者へのサポートなど、ソフト事業の整備はこれからの状態です。

また、人口減少や産業の衰退により税収が減ることが見込まれている中、震災によって増えた公共施設や老朽化した施設の維持管理をどの様に行っていくのかも課題となっています。

それらを踏まえて、私からは、「水産加工業労働者の安定的な確保について」「地域資源の保護・管理・活用について」「公共施設のあり方と指定管理者選定について」の3点について質問させていただきました。

 

水産加工業労働者の安定的な確保について

担い手が不足している塩竈の水産加工業にとって、今や外国人労働者の力は欠かせないものとなっています。

現在は外国人実習生や日本語学校留学生のアルバイトで働き手不足を補っていますが、世界情勢を考慮すると外国人実習生の確保も今後困難になっていくことが予想され、業務の高効率化や自動化に加え、外国人・日本人ともに、今後の水産加工業労働者の安定的確保策を検討していく必要があります。

 

では、どの様な対策を取れば良いのでしょうか?

まずは、今水産加工業に従事してくださっている外国人実習生の方々に対する労働環境や生活環境の改善を行うとともに、実習生の受け入れ元や応募者に対するアピールを行っていくことです。塩竈の基盤産業である水産・水産加工業振興のために、市としても実習生の生活環境の支援や防災対策、受け入れ団体と連携した募集活動を行っていく必要があります。

また、外国人実習生とともに相当数働いていると考えられる日本語学校留学生ですが、その実態は殆ど把握できていないのが現状です。そのため、まずは水産加工業者や日本語学校に調査を行い、その実態の把握から始める必要があります。介護の分野では、日本語学校の留学生を、将来の担い手不足解消のための人材と捉え、介護サービス施設でのアルバイトや学費の減免を行っているところも出てきています。塩竈でも近隣市町村の日本語学校と連携して同様の仕組みを作っていってはいかがでしょうか?

 

それらと同時に、日本人従業員の確保策も進めていきましょう。働きに来て欲しい方々をその生活スタイルやサイクルまで想定しながら、生活スタイルに合った働き方や企業内保育所など施設の整備を行うなどの対策を立て、塩竈の水産加工業に従事することの魅力をうったえていく必要があります。

また、宮城県が実施した『働きやすい水産加工場づくりアンケート』によると、水産加工現場の実態とは無関係に、『魚臭い』『汚い』『辛い』などの偏見とも取れるイメージが先行し、就職先の候補としても挙がらない現状があることが伺えます。塩竈にとって水産加工業を知ることは、水産加工業の従業員確保とともに、地域教育としても取り組んでいくべきことではないでしょうか。工場見学や出前授業・体験入御に始まり、産業や教育の垣根を越えて、連携した取り組みを行って行くことが求められます。

 

地域資源の保護・管理・活用について

昨年12月定例会にて塩竈市議会は勝画楼保存のための決議を行いました。決議文の中で「鹽竈神社の協力を得て、市民や市議会と情報共有を図りながら、保存に向けて全力で取り組む」ことを市に求めてきました。その後、勝画楼の学術的調査が行われたため、市にその結果報告を求めたところ、仙台藩主らが使ったとみられる「御成之間(おなりのま)」などが新たに確認されたため、市は勝画楼を鹽竈神社から譲り受け、現地にて保存を行っていく意思があることを報告頂きました。(詳細は、河北新報毎日新聞の記事をご覧ください)

これで、勝画楼の保存については一歩前進です。今後は、勝画楼の活用も視野に入れた保存・管理を行っていき、塩竈の歴史を遺す建物の一つとして、多くの方に見ていただける様に整備していただきたいです。

勝画楼からの千賀の浦を望む眺望はとても素晴らしく、「画にも勝る」ことから勝画楼と名付けられたという。

今回は、解体の危機にあった勝画楼を例に話を行いましたが、マリンゲート塩釜から鹽竈神社までのわずか2km足らずの間は数多くの歴史的建造物があり、これらを観光や地域教育に活かさない手はありません。一方、それぞれの歴史的建造物は民間所有のものが殆どであり、その管理や活用に市としてどの様に関わっていくのかが重要となってきます。

また、保存・管理・活用までを一体のものとして捉えた計画づくりや予算執行が必要になってきますが、現在の行政の組織では、複数の部課にまたがる事業であり、他部課の範疇まで深く踏み込んだ話をすることが難しいのが現状ではないでしょうか。その状況を変えるため、部課の枠にとらわれないチームを作り、予算権限を与える仕組みづくりが必要になってきます。

塩竈市のお隣の多賀城市では、多賀城跡の南門と築地塀復元の話が挙がってきています。また、「政宗が育んだ”伊達”な文化」として、仙台市・塩竈市・多賀城市・松島町の歴史的遺産が日本遺産に指定されました。

今、昔の人々の暮らしに思いを馳せ、壮大なストーリーを辿る魅力的な観光ルートが実現可能となってきています。塩竈市としても、地域の歴史的価値をしっかり保存し、観光や教育の資源として活用するための魅せ方を考えていく必要があります。

 

公共施設のあり方と指定管理者選定について

最後に、今後の公共施設のあり方について質問をおこないました。

防災関連施設の新設や今後見込まれる歳入の縮小により、公共施設の維持が難しくなってきています。今後は、単に施設の管理や維持を行っていくのではなく、各施設を施政方針を実現させるための機能と捉え、その時々の住民ニーズを満たせる形へと削減・拡充を行っていく必要があります。そこで、平成30年に指定管理者更新時期を迎える塩釜ガス体育館を例に、今後の公共施設のあり方と、それを実現するために指定管理者に求められる能力や指定管理者の選び方についてお伺いしました。

この点については、水産加工業に関する質問で時間を使いすぎてしまったために、残念ながら議論を深めることが出来ませんでした。

現在の指定管理は、施設の維持に主眼が行われ、その施設を施政方針実現のためにどう活用するかがあまり検討されていないように感じています。今後は、”子どもたちのスポーツ環境の拡充”や”高齢者健康維持“などの目的のもとに、塩竈市の幼年・高齢人口に合わせた利用者数などの明確な目標を掲げ、教育や福祉関連の部署の事業との関わりを検討し、指定管理に求める要件をクリアにして、それを行うことのできる事業者を選定することが求められます。

本定例会も終盤に差し掛かりました。

最後まで気合を入れてまいります!

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産業建設常任委員会

塩竈市議会6月定例会委員会審議最終日。

本日は産業建設常任委員会です。

産業建設常任委員会では、二地域居住者に対する塩竈アピールや復興事業の進捗状況、秋に完成する塩竈市新魚市場落成式などについて質問が集中しました。

余暇をどう過ごす?:二地域居住者への塩竈アピール

みなさん、二地域居住という言葉をご存知でしょうか?

簡単に言うと、平日は都会で仕事をし、週末は田舎で過ごすという様に、2地域を拠点に生活するスタイルのことで、地域づくりの担い手確保のために国も勧めている生活スタイルです。

塩竈としても、二地域目として活用される事を目指して、今後ニーズの調査などを行っていくそうで、審議した委員からは「誘客数目標は?」「既に行っている地域間交流の実績を一般の方にもわかるように示してほしい」「これまでの活動の分析は?」などの質問がなされました。

新魚市場に魚を呼び込む:新魚市場落成式

今年秋に完成する塩竈市新魚市場。

多くの漁船が入港し、活発な取引が行っていただくため、落成式をPRの場と捉え、多くの市内外水産関係者をお招きするそうです。

委員からは、「どのような人々を呼ぶのか?」「今後重要となってくる取引相手は?」「バイヤーなどにも声をかけてみては?」などの質問がなされました。

割増商品券

今年も、昨年と同様に商工会議所に委託して2割増し商品券の発行を行う予定のようです。

委員からは、「発行数は適切なのか?」「売り方はあの形でいいのか?」などの質問がなされました。

 

審議の結果、全議案ともに原案の通り可決されました。

週明けはいよいよ6月議会最終週です。

それでは!

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民生常任委員会

塩竈市議会6月定例会は委員会審議2日目(民生常任委員会)が行われました。

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総務教育常任委員会

塩竈市議会定例会は、本日から3日間委員会審議に入ります。

本定例会に挙げられた議案を、3つの専門委員会に振り分けて審議していきます。

 

今日は施設整備や教育関連事業などを担当する総務教育常任委員会でした。

雨水排水設備の工事やコミュニティ助成金、住民情報システムの更新、学校の部活動備品更新など、様々な議案がありましたが、その中でも学校現場における業務改善加速事業津波防災拠点施設の備品整備について委員(”議員”は委員会の際は”委員”になります)の質問が集中しました。

学校の先生の負担をどう軽減する?:学校現場における業務改善加速事業

学校の先生方が非常に多忙であることは、新聞やニュースを通してみなさんもご存知のことと思います。今回は、教職員の多忙化解消を目的とした調査・研究を塩竈市内の中学校を舞台に行います。

具体的には、

  1. 部活動の休養日の設定に寄る負担軽減(全中学校)
  2. 部活動指導職員(県からの派遣)の活用による負担軽減(玉川中学校)
  3. 部活動に係る業務改善意識(教職員の意識改革、連携・分担による業務効率化)啓発に寄る負担軽減(全中学校)

の3つに取り組もうというものです。

委員からは、「63万円という予算をどの様に使うのか?」「そもそもの超過勤務のチェック体制は?」「部活顧問と県から派遣される部活指導員の連携は?」「部活指導員の指導者としての資質は?」などの質問がされました。

 

学校の先生の仕事内容は、授業の準備から実施部活動の監督教育力向上のための研修個々の児童生徒や保護者の方々への対応など様々ありますが、授業の準備や実施だけで勤務時間の殆どを費やしており、研修が新しい授業方法の勉強などは持ち帰りで行っているのが現状です。

今回は部活指導の効率化と外部コーチの導入によって、どこまで教職員の負担軽減が図られるか注目していきます。

津波防災拠点施設の震災伝承・防災情報発信のためのコンテンツとは?:津波防災拠点施設備品等整備事業

現在、マリンゲート塩釜東側に建設中の津波防災拠点施設。

平時は市民が震災を語り継ぐ場備蓄倉庫、有事の際は、周辺住民や観光客などの一時避難場所浦戸復旧復興の際の拠点施設としての利用が計画されており、今回は備品等整備のための経費として5,490万円が計上されています。実際に設置する中身についてはこれから設計し、制作を外部に委託するそうです。

委員からは、「一時待機所としての機能は果たせるスペースや設備になっているのか?」「中身が決まっていないのになぜ予算が見積もられているのか?」「高すぎないか?」などの質問が出されました。

マリンゲート塩釜東側に建設中の津波防災拠点施設。災害発生時に備えての備蓄倉庫や帰宅困難となった浦戸の住民の一時滞在所となる。通常は研修施設や震災伝承館として利用する。

震災伝承コンテンツの制作に5000万円近い額は高いと感じます。

しかも内容はまだ未定。復興交付金申請のために、5月中に予算立てをしなければならなかったからとのことですが、どの様なものを作ると想定して見積もりをしたら5000万円になるのか。詳しく確認していきます。

また、立地についても疑問が残ります。マリンゲート塩釜の東側に建設していますが、この場所に震災伝承施設を作ってどの様に人を呼び込むのでしょう?伝承施設に来ることを目的としなければ、立ち寄る可能性はまず無い場所です。

立地自体については今から議論するものではありませんが、この場所へどの様に人を呼び込むかの観点からも、コンテンツの内容をしっかりと見ていく必要があります。

 

知っていますか?復興特区における固定資産税の課税免除について

塩竈市には復興特区が設置されており、平成30年3月31日までに対象施設等を新設または増設した事業者へ固定資産栄の課税免除を行っています。

対象地区は民間投資促進特区千賀の浦観光推進特区の2つです。

気になる方は、市役所へお問い合わせを。

 

明日は、民生常任委員会が開催されます!

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明日から6月定例会が始まります。

明日6月15日より6月定例会が始まります。

 

今回は、報告案件20件と議決案件8件の計28件。

一年の中で一番議案数が少ない定例会です。それだけに、一つ一つの案件としっかり向き合うことが出来ます。

 

今回の案件の中で特に注目しているのは、すでに事業が進んでいる塩竈水産品ICT化事業の進捗や港町地区津波防災拠点施設備品等整備事業の内容、脳と身体の健康づくり事業について。

塩竈水産品ICT化事業

塩竈市で製造される水産加工品のデータベース化を行うことにより、流通の効率化や販路拡大を図るのが目的の事業で、6月1日にHPが公開になりました。

しかし、データベースの登録数はまだ少なく、操作性や拡張性、サイトの見せ方や広報も改善の余地がありそうです。今後、どの様に作り込んでいくのかが気になりますので、この点を確認していきます。

脳と身体の健康づくり事業

災害公営住宅に入居する高齢者及びその周辺地域にお住まいの住民の方の閉じこもり防止や健康的な生活を送るための支援として、心と身体の健康について学ぶセミナーや介護予防体操教室、脳トレなどを行う事業です。

今回、この事業の拡充が議案として提出されてきましたが、目的や翌年以降の活動についてが不明確な状態ですので、今回拡充した予算をどの様に使い、どんな効果を生み出したいのか。また、その結果をよく年以降にどの様に活用するのかについて伺っていこうと思います。

港町地区津波防災拠点施設備品等整備事業

マリンゲート塩釜脇に建設中の津波防災拠点施設の、震災伝承施設としての利用に必要な展示物の製作・設置、防災備蓄品等の整備を行う事業です。予算額(5,490.3万円)は示されているものの、具体的な展示物の内容は示されていません。

新しい事業を始める際、特に国や県の助成金等を活用する際は、事業内容詳細が未定のまま、先に予算の確保が議案として上がってきます。定例会の開催時期と助成金等の申請時期の関係でそのようなことになる場合もあると思いますが、助成金等の申請書に記載した情報程度でもかまわないので提示して頂きたいものです。

それも難しいのであれば、せめて目標値(震災伝承施設ならば来場者数など)を示してほしいです。目的には賛成できるものの、目標値が設定されていないと、妥当な事業なのか判断できませんし、事業終了後もその効果を評価することが出来ません。

津波防災拠点施設は、マリンゲート塩釜の東部に位置し、目的が無ければ立ち寄ることのない場所です。そのような場所にどの様に人々を集め、震災の伝承を行っていくのか、確認していきます。

一般質問もおこないます

今回から、一般質問をおこなう時期を変更しました。

今までは2月と9月に行っていたのですが、この2回は予算や決算を審議するボリュームの多い定例会。そこに一般質問の準備まで入ると更に大変なことに。負担を均等化するために、今後は6月と12月に一般質問を行います。

今回の定例会では、『水産加工業労働者の安定的な確保について』『地域資源の保護・管理・活用について』『公共施設のあり方と指定管理者選定について』の3点について質問をおこないます。具体的な内容についてはまたのちほど。

明日からの定例会、気合い入れて参ります。

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塩竈市総合防災訓練

こんにちは!

土見です。

 

本日は塩竈市の総合防災訓練でした。

東日本大震災から6年以上が経ち、塩竈市では防潮堤や避難デッキ、防災拠点施設などの防災施設関連事業も完成が見えてきました。今後はこれらの施設を活用しつつ、災害による被害を最小限に抑えるために、備蓄や普段からの意識付けが大切になっていきます。

今回は事務所のある藤倉町内会に参加させていただきました。

まずは地震の揺れから身を守る

総合防災訓練は1978年6月12日に発生した宮城県沖地震を契機に行われるようになりました。宮城県沖地震では、小規模の津波も発生しましたが、地震の揺れによる家屋やブロック塀の倒壊などが特徴的な災害でした。

避難場所は塩竈第二小学校。夜間を想定しての訓練です。

東日本大震災以降、津波に対する対策が注目されがちですが、地震発生時にまず行わなければならないのは揺れによる落下物などから身を守る事。地震は津波と異なり、警報からわずか数秒〜数十秒の間に揺れが始まります。そのわずかな時間にドアを開けるなど避難経路を確保しつつ、落下物に備えて身を守らねばならず、日頃から動きを確認しておくことが大切です。

(揺れがおさまった後の火元確認など二次災害対策も大切です)

防災照明の付け方を実習

環境に併せて対策を見直す

東日本大震災を機に、家族の中での災害発生時の行動や連絡の取り方を決めたご家庭も多いと思いますが、既に震災から6年の年月が経ち、家族構成や職場などの変化があった方も多いのではないでしょうか。備蓄品と同様に災害対策にも鮮度があります。現在の状況に合わせて、災害発生時の対応を見直していきましょう。災害は何時発生するかわかりません。最低でも自宅と職場や学校にいる時の対応は確認したいところです。

帰りは山道を通ってみました。

防災に対する意識格差をどうするか

指定避難場所となった市内の小中学校には周辺地域の方々が避難してきますが、昨年よりもさらに防災訓練の参加者が減っているように感じました。特に、津波被害の無かった山手の方々の参加数が極端に少なく、意識の差を感じます。

しかし、地震に対する対策はどの地域においても必要ですし、災害は自宅にいるときにだけ発生するとは限りません。

「今、大地震が発生したらどうするか?」

そんなことを想像しながら対策をし、非常時には周りを助けられるほどの余裕を持って行動したいですね。

コミュニティセンターでのアルファ米と豚汁。美味しかったです。

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