こんにちは!

つちみです。

昨日は民生常任委員会が開催され、公的年金制度の改善についての請願を審議しました。

今回審議させていただいた請願の要旨は以下の通りです。

  • マクロ経済スライド発動による減額はしないでほしい
  • 収入が生活保護基準に満たない年金受給者に対して、マクロ経済スライドの適用や物価スライドマイナス改定から除外する等の特例処置を実施してほしい
  • 低額な年金者・無年金者対策として最低保障年金制度を創設してほしい

各委員からは、対策の必要性の他、財源は大手企業や高所得者の税制優遇の見直しやタックスヘイブンへの対処により捻出できること、そもそもの年金制度のあり方、地方議員として請願をどう取り扱うべきかなど、多岐にわたり様々な発言が出てきました。

私としては、低所得者に対するサポートは憲法25条に規定されている生存権に従い必要であると考える一方、年金という保険的性質の強い制度(共助:加入した人々がお金を出し合い助け合う)に対して生活保護(公助:憲法に従い国が最低限の生活を保障する)のようなセーフティネットの役割を担わせるのは制度の目的から考えて違うのではないかと考えています。

また、年金を納めている人と納めていない人の間に不平等が生じることから、最低限の生活の保障は年金制度ではなく、生活保護制度を含めた他の社会保障制度の中で議論すべきことだと考えています。

その時の社会情勢(現役人口の減少や平均余命の伸び)によって年金給付水準を自動調整するマクロ経済スライドについては、世代間の受給格差を和らげると共に年金制度の安定維持を図る仕組みと考えており、低収入者に対する生活保障とは別の枠組みで考えるべきものと考えております。

審議の結果、請願は承認され、国に対する意見書の作成は民生常任委員会正副委員長に一任され、私も副委員長として委員長とともに意見書作成にあたりました。請願の趣旨や事の本質を捉え、現在の受給者、これからの受給者双方の為になる制度になるよう、委員長と共に文章をまとめられたと考えておりますが、果たして本日の議会運営委員会ではどう評価されることやら。

今回の請願は、単なる社会保障の拡充だけでなく、それぞれの社会保障制度のあり方を考えさせてくれるいい機会となりました。また、普段、”市役所対議員”となりがちな討論も、今回は”議員対議員”でしっかりできました。この様な機会をもっと増やしていきたいです。

本日は、明日に控えた議会最終日のための、議会運営委員会と予算特別委員会委員長報告のまとめです!

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