浦戸諸島を巡ってきました。

この季節の浦戸は菜の花も見頃を過ぎたためか、観光客の姿もまばらです。

新緑は綺麗であるものの、それだけではなかなかアピール力は強くないですよね。何か象徴的なコンテンツが欲しいところです。

また、どの島も岸壁や道路の舗装はまだまだこれからのところが多く、震災の傷跡を感じずに入られません。

震災によって急速に進行している過疎化、そして、それに付随する離島航路や架橋、かさ上げ、防潮堤問題も島の生活に重くのしかかります。

島の活路をどこに見出だすかは大分前からの喫緊の課題として挙げられていますが、未だ有効な手だては示されていません。

浦戸諸島に属する四島五地区は、それぞれ歴史も立ち位置も島民の気質も異なります。その特徴を活かして、各島特有の歴史や自然をベースに様々な楽しみかたの出来る場所として盛り上げていきたいです。

七月には、全国離島推進員連絡委員会の理事会で山口県に行ってきます。あちらの振興策をしっかり学んできたいと思います。

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干潮時、船の屋根(?)に登らないと上陸できない高さの岸壁。作業効率の低下や事故の発生が容易に考えられます。

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震災後5年目にしてやっと始まった寒風沢の岸壁工事。生活兼産業道となっている島の道路の整備の遅れにより、産業への悪影響はもとより、高齢者の転倒などの事故も発生しています。

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寒風沢の水田地帯が、管理の手が行き届かず雑草に覆われつつあります。島民の思い入れもあり、島の外から来た人をも魅了するこの地の風景をしっかりと整備して、観光や憩いの場として活用していきたいです。

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かさ上げ用と思われる大量の土。かさ上げ高さもまだ未決着の問題のひとつ。かさ上げすることによって出てくる弊害や工期の長さも決着を長引かせる要因のひとつです。

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かさ上げ途中のところに発生した水溜まり。夏になると蚊が大量発生する危険性があり、埋めたり消毒したりという対策が求められます。

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岸壁に並べられた燃料用のドラム缶。
燃料輸送方法の変更により発生した、燃料費の高騰と輸送頻度の低下に島民は頭を悩ませている。産業用の燃料はもとより、暖房など生活用の燃料が滞ることは大変大きな問題です。

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