こんにちは。 土見です。

一昨日昨日と、塩竈はタイムトラベル写真館、塩釜甚句全国大会、ひなめぐり等様々なイベントで大盛り上がりでしたね!このイベントの多さは、イベントを開催する市民の多さ、そしてコンテンツの多さを示していると思います。 塩竈の市民力はなかなかのものですよ!

私はと言いますと、本来はタイムトラベル写真館の場外スタッフとして皆様をお迎えする役割を頂いていたのですが、先週末は体調を崩してしまい自宅で休養しておりました。関係者のみなさま、ご心配ご迷惑おかけしました。申し訳ありません。

 

さて、冒頭長くなりましたが、先週末に行った『施政方針に対する質問』のご報告です。

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26日、市長の施政方針に対して質問をする機会をいただきました。今回は、施政方針に対しての質問ということで、通常の一般質問よりも一段高い視点からの質問が求められます。 市長の施政方針およびその元となる第5次長期総合計画震災復興計画の内容から、市長のビジョンとそれに基づく判断基準、さらに市民へのビジョンの周知について質問させていただくことにしました。

『市長ってどんなビジョンを持っているの?』

そう考えた時に、施政方針や長期総合計画の中からはそれが読み取りづらかったためです。市長は、長期総合計画終了の5年後、どの様な塩竈を実現したいのか?そのために今年は何をしたいのか?これが明確にならないと、一つ一つの事業の良し悪しや優先順位を判断することができません。

【市長が描く塩竈の将来像は?】

今年は、第5次長期総合計画で定められた10年間のちょうど折り返しの年です。これまでの5年を振り返り、目標に向けて今後の5年の計画を修正して実施していきます。そこでまずはじめに、市長が描く塩竈の将来像についてお伺いしました。市長からは、「海とともに生きてきた塩竈の水産基地や海洋物流の拠点としての姿を守りたい」「その中で培われた歴史を活かしたまちづくりをしたい」という内容のご回答を頂きました。また、守りたい風景のイメージとして、夕暮れに塩釜港へ戻ってくる船からの景色を挙げられました。五年後、この描いた風景や目標を達成するためには5年間で何を実現すべきか、そのためには今年は何をするのか、考えていく一つの軸をいただきました。

明確なビジョンは、将来像を共有する際や、具体的な事業を決定する際の基準としてとても大切です。市長には、これからも、市民にもわかりやすい明確なビジョンの呈示をお願いしていきます。

【どんな事業に力を入れていくの?】

次に、ビジョン達成のために、どの事業に力を入れていくのかをお伺いしました。塩竈が目指すのは『海・港と歴史を活かすまち』。水産業・水産加工業としては、新魚市場の整備や関連企業の誘致、仲卸市場の活性化を重点事業として挙げられ、それらを併せて行っていくことによって重層的な効果を狙っているとご説明いただきました。

また、観光としては、塩竈の魅力に触れていただく機会を多く作り、様々なコンテンツの中から自分のお気に入りの名産を見つけていただきたいとの回答をいただきました。

市内でも特に過疎化・高齢化が懸念される浦戸については、市営汽船乗船者数6万人や5年後の定住者40人増を目標に事業を展開していくとのご回答をいただきました。浦戸の人口は現在370名程度。今後の10年間で200名まで減少することが予想されています。その要因の一つとして、市営汽船の最終便が18:00発と早すぎることがあると考えています。これでは、学生は塾にも行けませんし、大人は残業や飲み会にも行けません。そのため、人生のある時期を境に島外へアパートを借りたり、引っ越したりすることを余儀なくされます。この事が島の過疎化に拍車をかけているのです。市営汽船は赤字路線ということで増便は難しいというのが市としてのご意見ですが、浦戸諸島の交流人口増加に併せて、航路の変更や船内販売、イベントの開催など市営汽船の観光船化も行い採算性を上げ、夜8時や9時台の便をつくるなど利便性の向上を積極的に行っていただきたいと思います。

【市長が考える『子育てのし易いまち』って?】

続いて、定住促進の観点から子育て支援についてお聞きしました。市長からは、地域で子育てする機運を高めるための地域コミュニティの活性化や、子どもゆめ議会での子どもたちからの要望を元に、遊び場の確保などをご回答としていただきました。

塩竈では、子ども医療助成制度の拡充や子育て支援センターの開館時間拡大など、少しずつではありますが子育てのし易さは向上しています。今後、子育て世代の人々に塩竈を選んでいただくためには、周囲の市町村と比較して、塩竈での子育てに魅力を感じていただくことが必要です。また、若者の定住促進や出会いの場の創出など、塩竈で結婚・定住していただくことを目的とした施策も積極的に行っていただきたいと思います。

【市長の想いは市民に伝わっているの?】

最後に、市民に対する市政のPRについてお伺いしました。先ほどから何度も出てきている第5次長期総合計画。その中で『市民力の向上』を重要課題として挙げていますが、その事自体が市民にはなかなか伝わっていないように感じます。しかしながら、冒頭でご紹介した塩竈のイベントの多さからもわかるように、塩竈には地元を愛し盛り上げようとする市民が数多くいます。 そのみなさんの力を市政に活かせるかどうかが今後の鍵となっていくと私は感じています。

その点について、市長からは「市民が主役となるまちづくりを行っていくために計画についてはHPなどで周知していきたい」との旨のご回答をいただきました。(第5次長期総合計画は塩竈市のHPに載っています。概略版や小中学生向けの資料もありますので、ぜひご覧ください!)

全市民が第5次長期総合計画の内容を全て知っていただくことは難しいですが、それぞれの地域や団体、分野、関心事などに合った部分だけでも情報をしっかり提供できるよう、協働推進室をさらに活用し、町内会や各市民団体と協力して周知に努めて頂きたいと思います。

 

今回の施政方針に対する質問は一つ一つの事業には触れず抽象的な話になりましたが、今後、各事業を判断する上で一つの基準を作ることが出来たと思います。とは言え、制限時間以内に聞きたいことを全てお聞きすることはできず、話の持って行き方がヘタだなぁと反省もしております。

拙い質問にもかかわらず、真摯にご回答いただいた佐藤市長始め市当局の皆様、本当にありがとうございました!

今日から4日間は予算特別委員会が実施されます。来年度実施される各事業に関する具体的な検討は、この特別委員会の中で行ってまいります。

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最後に、長文かつ拙い文章にも関わらず最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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